運賃無料タクシー、「15歳で起業」した実業家の試みとは

皆さんも既にご存知かと思いますが、タクシーを無料にするサービスの運行が福岡から始まります。

それを試みたのは15歳で起業した吉田拓巳さんです。現在は22歳です。今回は「nommoc」という運賃無料タクシーサービスを行おうとしています。すごいですね。

 日本初 運賃無料“タクシー”運行へ 「15歳起業」の若手実業家が新会社

 

nommoc

どうして無料でタクシーのサービスが行えるということになっているのでしょうか?
それは広告です。タクシーの広告によって収益を得るシステムになります。

ユーザは無料なので、無料タクシーを使います。そして乗っているときに広告を見るので、そこに乗っているお店に行こうと考えます。それならば企業がお金を出して、そのタクシーに広告費を支払うという仕組みになります。

 nommoc

 

これにAIを組み合わせてパーソナライズしてくれるので、ユーザはさらに快適になりますよ、というサービスです。
下記の動画を見るとイメージができるかと思います。

 

 

 

問題点は

まず、本当に費用対効果があるのかということです。広告費だけで、人件費はもちろん、タクシーの維持費やガソリンなど様々なコストが掛かります。それを補えるほどのビジネスになるのかが、まだ不明確だと思います。
かなり遠い移動でも大丈夫なのでしょうか?また移動するときに、そこまで皆さん真剣に広告を見てくれるのでしょうか?
広告の効果はあるのでしょうか、おそらくスマホをいじったり、寝たり、見たくても車酔いしてしまうから外を見るなど、効果を発揮することは難しいかもしれません。

 

次にみんなのUber事件です、ウーバーが福岡で禁止の指導が入ったことがあります。それは要するに「白タク」の問題です。それに似たように感じますが、どうなのでしょうか。

 無料ライドシェア禁止!国交省がみんなのUBERに指導
 みんなのUBER事件における『有償』該当性の考察

「白タク」とは車にナンバープレートがありますが、それが白い車(普通の人の車)がタクシーのようにお金をもらうのは違反だと規則で決まっています。
メリットとして、タクシー運転手の差別化、つまり技術向上や、過当競争が起きずに一定レベルのサービスが提供できることです。デメリットとしては、今回の件や、過疎地など移動手段がない場所でこのようなサービスがあれば良いのですが、できないことです。

 

チャレンジングなサービスですが、タクシーの運転手の賃金などが大丈夫なのであれば、頑張ってほしいですね。

 

ウーバー参入、川鍋さん問題

タクシーと言えば、「川鍋さん問題」などウーバーを日本に算入させるかどうか問題になっています。参入させない理由としては、日本の移動データをウーバー(アメリカ)に取られてしまうことを懸念しています。

データは現在、非常に大切な資源です。既に検索データはGoogleに、購入データはAmazonに、と様々なデータが大手に取られているのは事実です。

Uberを参入させたい人は、海外での使用しており、理由として非常にタクシーの快適さが違うとのことです。Uberであれば評価されるので、日本のタクシー(全てではないですが)より、素敵な対応を取ってくれます。

またデータが大切だというのであれば、データだけはという交渉をすれば良いという意見もあります。

 

タクシーという業界が快適になってもらえれば、かつ無料なんかになった場合は、かなり生活の仕方が変わってきますね。どのようになっていくのでしょうか。