IoT、IIoT、またIoEとは

2018年4月18日

IoTとは

IoTとはInternet of Thingsの略で、今までネット接続していなかったあらゆるものをインターネットにつなげることを言います。これは元のコンセプトとして機械同士がインターネットでつながるM2M(Machine to Machine)です。それが人と繋がることで、より豊かで便利な世の中を構築していくことが可能になっています。

従来はPCやスマホ、サーバーなどのIT関連がインターネットに繋がっていました。しかし、それら以外にインターネットが繋がるとどのように生活が変わっていくのでしょうか?

大きく分けて2つのことができるようになります。

  •  ものの情報を知ることができる
  •  ものを遠くから動かすことができる(スマートハウスなど)

特に前者のことをIoTとして言う場合があります。ものの情報を知ることにはメリットがたくさんあります。そのメリットを知るにはIoTの全体的なサイクルを知っておく必要があります。

サイクルとして、まずものから情報を取得します。それはセンサーで温度や音などのような環境的なものであったり、衝撃や振動などのような動きであったり、ものの位置の検知であったり様々です。
それをクラウド上に保存して、分析します(人工知能などを使用したりして)。そして分析結果を人に教えることで、システムを最適な状態にしてくれたり、新しいソリューションなどを提供することができます。

例えば、公共建築物の強度を調査したり、振動からペットの行動を把握したり、服をウェアラブル端末として体温や脈拍などの健康状態をチェックしたり、また筋肉などからスポーツに利用したりと。
どのデバイスで、どのような情報を取得し、どのように分析するのかということで、様々なことに利用することができます。

 

IIoTとは

IIoTとはIndustrial Internet of Thingsの略で、産業分野におけるIoTのことを言います。
一つ一つの機器がIoTとして繋がることによって、産業全てをネットワーク上で把握し、より安全で効率的に作業ができるようになります。

例えば、採掘現場をIIoT化すれば、どこでどのぐらいの量が採掘できたのか、それが現在のどの位置に運ばれているのか、使用している機器の耐久度は今どのぐらいか、人の疲れ具合はどのぐらいかなどなど、産業がIoT化することをIIoTと言います。

 

IoEとは

IoEとはInternet of Everythingの略で、全てのものがインターネットに繋がっている状態のことです。IoTがものに対して繋がっていたものを、さらに発展させ、あらゆる全てをインターネットに繋げたことを言います。

 

IoTのデバイス数

ガートナー(IT分野の調査・助言を行う企業)によれば、インターネットに接続されるモノの数は2017年には84億台に達し、2020年までに204億台になるといいます。
これだけ多く、しかも急激に増えていけば問題も出てきます。

 

IoTの課題

またIoTの課題としてセキュリティの脆弱性がありますが、それは「IoTのウィルス感染が先月の100倍増、何が危ないのか?」の記事にまとめしたので、興味があればご覧ください。

[Memo:追加2018/04/18] 
 MSがIoT端末向けセキュリティ「Azure Sphere」発表、Linuxベースの組み込みOSも
 マイクロソフト、IoT専用Linux「Azure Sphere OS」を発表
 ・Microsoft Azure Sphereとのコラボレーション
 Arm、セキュアなIoTデバイス実現のため、SoCソリューション「Arm SDK-700 System Design Kit」を発表

 

IoTは通信技術である「5G」や無線技術である「LPWA」などによって、ますます発展すると考えられます。これからの世の中で欠かせない存在となるIoTについては、目が離せないですね。