IoTのウィルス感染が先月の100倍増、何が危ないのか?

「株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ):大手インターネット通信事業者」が国内のIoT機器の感染状況を調べたところ、先月の観測では100台余りだったが、今月に入って1万2000台余りと100倍以上に急増したことがわかりました。

前回の記事「2018年_ITトレンド10大予測」(No9,10)にも記載しましたが、2020年までに新製品の95%はIoT化されると予測されています。それほど、今後の生活には欠かせなくなっているIoTですが、急速な成長など様々な要因によってセキュリティの問題視がされています。

IoTについてわからない人は簡単に「IoT、IIoT、またIoEとは」にまとめましたので、こちらをお読みください。

 

何が危ないのか?

身近なものがIoT化されています。例えば、Webカメラが家にあった場合、それが乗っ取られてしまえば、家の中がずっと覗かれている状態になってしまうのです。そのように便利になっていく一方で、大切な情報が筒抜けになってしまうリスクの可能性があるのです。

またIoT遠隔操作によるサイバー攻撃も国内で問題となってきています。ウイルスに感染したIoT機器を遠隔操作して攻撃することで、「カブドットコム証券」は今年6月におよそ30分間、取引が出来なくなる状態になりました。

 

IoT機器を悪用したサイバー攻撃が相次いでいる背景として、「ダークウェブ」と呼ばれる「闇のインターネット」の影響が指摘されています。そのような存在により、だいぶ敷居が下がってしまっていることが問題視されています。

 

 

なぜセキュリティ問題があるのか?

IoTはなぜセキュリティの脆弱性が問題になっているのでしょうか?
要因として、IoTの急な成長により、IoT機器が急激に増えたことがあります。それにより攻撃対象が増えたのに対して、対策をすることが間に合っていない状態があるからです。またIoT機器のライフサイクルが長いことも要因の一つです。それにより古いIoT機器をそのまま使用しており、新たな攻撃に対する対策がなされていないまま放置されてしまうことがあるからです。

既に古い機器がたくさん使用されているので対策は難しいでしょうが、今後の対策として、攻撃に対する即時検知やネットを通してのアップデートなどを行っていく必要性があるでしょう。またクラウド側で何かしら対策を打つことも考えられます。

便利になる一方、使う側もセキュリティに関しては注意が必要ですね。
また対策としては「IoT、IIoT、またIoEとは」に追記してますので、興味があればご覧ください。