NECのBio-IDiom(マルチモーダル生体認証)が凄い

現在、様々なテクノロジーの向上によって、様々なことが解決できるようになってきました。そのソリューションの詰め合わせのような技術「Bio-IDiom」の記者説明会をNECが行いました。

 NEC、パスポートを1度も見せず搭乗可能にする生体認証技術

 

これが本格的に導入されれば、世の中の自分の証明がかなり手軽なものになります。ブロックチェーンの記事「ブロックチェーンで国境を越えたID(難民ID)」でも記載しましたが、IDは今後デジタル化していく世界で本当を証明する意味でも重要になってきます。

今回はその証明、認証技術である「Bio-IDiom」について、簡単にまとめました。

 

Bio-IDiomとは

Bio-IDiomはNECが作成しているマルチモーダル生体認証技術になります。
マルチモーダル生体認証とは、複数種類の生体認証システムを活用して個人を認証する生体認証技術のことで、各生体認証の精度や利便性を補うことができます。

Bio-IDiomでは6つの生体認証と、さらに映像分析などを組み合わせたマルチモーダル生体認証技術となります。

6つの生体認証は「指静脈」、「指紋/掌紋」、「虹彩」、「顔」、「声」、「耳音響」となります。それぞれに精度と利便性のメリット・デメリットがあります。

※耳音響とは
この中の「耳音響」はあまり聞きなれていない方も多いと思いますので、説明しておきます。
イヤホンを耳に装着し、耳の穴で反響したイヤホンの音を収集することで、個人特有の耳の形状によって決まる音響特性を1秒程度で瞬時に測定できます。NECでは音響特性から個人の判別に有効な特徴量を抽出する独自技術により、高速かつ高精度な認証(認証率99%以上)が実現できるようです。
これにより、ノールックかつハンズフリーで認証できるので、SPなどにイヤホンを装着させておけば、常時/都度認証が可能という点で優位性があり、常に認証しつづけることで、なりすましなどを防ぐことができるそうです。

 

6つの認証があれば、様々なデメリットを回避することができます。
例えば、顔認証のみの場合、単純に精度が他の物より低いこともありますが、写真などを使っても認証を突破することは可能です。そのようなことが他にも生体認証が必要なことで見抜くことができます。下記のNECの動画とか見ると面白いかもです。
ハリウッドの精巧なマスクだと遠目からだと全然わからないですね。。。

 

 

 

ブロックチェーンでデータの正確性を担保し、AIIoT、クラウドにより認証の技術が向上しています。このような近未来的な、手軽な時代が来るのも、もうすぐかもしれませんね。