山登りアプリ「YAMAP」、また勘違いされているGPS機能とは

登山者向けの地図アプリ「YAMAP」を運営するヤマップは4月13日、総額12億円調達しました。

 山登りの地図アプリ「YAMAP」が12億円調達、業界で連携し登山者の裾野を広げる

 

YAMAPとは

登山者向けの地図アプリです。地図と言えば、Google Mapがあるから必要ないのではないか、何が優れているのかと思う方もいるでしょう。

やはり登山者向けですので、危険な場所の共有や山専用としての詳細な地図を作成していることです。
またオフライン、電波が届かない場所であっても自分の現在地を把握して、地図を利用することができます。これによって、遭難した場合に、地図を見て戻る手助けをすることができます。

電波が届かないのに現在地がわかるとはどういうことなのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。GPSの機能について、結構勘違いしている方も多いかと思いますので、簡単に説明します。

 

勘違いされているGPSの機能とは

GPS(Global Positioning System)とは、人工衛星のデータを元に現在位置を算出する機能です。つまり、電波を使っているわけではありません。そのため、電波が無くても現在値を把握することは可能になります。その代わり、地下などでは現在地を把握することが困難になります。

Google Map使用時に電波がなかったら、使用できなかったよ、という人もいるかと思います。
それはGPSが機能できなかったのではなく、Map(地図)を利用するためには電波を使用する必要があるため、アプリ自体が機能することができなていなかったからです。
そのため、実は先に地図をダウンロードしとけば、オフラインでもGoogle Mapを利用することはできます。
しかもGPS情報を取得するだけでは、ネットワークを利用しないので、料金も発生しません。

海外でネットワークに不安があれば、この方法を利用すると安心できますね。ただし、いくつか制約があるので、そちらや設定について知りたい方は下記記事を参考にしてください。

 オフラインで使うGoogleマップ」が海外旅行で役に立ちまくった

 

GPSのデメリットは

GPSは地下などでは現在位置などが取得できることが困難なこともありますが、それ以外にも皆さんがよく感じている部分があるかと思います。

それは誤差の範囲が広いということです。
現在では誤差が数十mということもあります。そのため詳細に位置情報が知りたい場合は「Beacon」というBluetooth Low Energyを利用した技術もあります。ただし、こちらは起点となる場所から範囲が数十mと限られます。

ただ現在、誤差を数cmにすべく、新たな衛星(みちびき)が打ち上げられていますので、今後数年でGPSのイメージが変わってくる可能性もありますね。

 誤差わずか数センチ!驚異の日本版GPS

 

利用したい用途に合わせて、きちんと理解して使い分けられることが大切ですね。