チャットボットを取り入れなかった「ズボラ旅」が人気

最近は優れたテクノロジーはたくさんあります。しかし、それを何も考えずに取り入れても仕方がありません。ユーザが何を求めているか、本質を知ることが必要で、テクノロジーはあくまで手段です。(思考については「コンサルティング」をご覧ください。)
その一つの例として、下記の記事がありました。

 チャットで旅行プラン提案の「ズボラ旅」、リリース3時間で数千件の問い合わせーー運営のHotspring「パンク状態」に

 

チャットボットについて知りたい方は「AIの会話はリアリティに(Google, Microsoft)」をご覧ください。

 

ズボラ旅とは

Lineで友達になり、出発地や目的地だけでも伝えれば、Lineで旅行プランを決めてくれるサービスとなります。
そのプランで良ければ、そこから予約することができます。このLineをする相手はチャットボットではなく、人であるということです。

 ズボラ旅

 

このサービスがリリース直後人気であり、運営側がパンク状態になっていました。

 

なぜ人気なのか

一つはLineという日本ではほとんどの方が使っているツールを入り口にしていること。そしてフワッとした気持ち(目的地だけととか)で、つまり気楽に友達に相談するかのように旅行プランを考えることができることです。

Lineなので、簡単にそしてすぐに連絡を取ることができます。それは一旦考えたり、誰かに相談した後でも、クイックにズボラ旅に繋がることができます。
そして人が対応することで、抽象的な気持ちであっても、旅行をプランをしてくれるところです。これはやりたいことを詰めることもできれば、なんとなく旅行したいとか、カップルや家族のサプライズ旅行なんてのにも相談に乗ってもらいながらできるので良いのではないでしょうか。

ディズニーまでとは言いませんが、それぐらい親身になってプランを作ってくれるのであれば、流行る可能性はあると思います。

これを書いていて「ザッポスから学ぶコアバリュー」の記事を思い出しました。このような企業になったら素敵ですね。

 

デメリットは

気軽にLineで連絡するので、おそらくクイックな返信を期待している人も多いかもしれません。
そのようなことも含めて、人が対応するので、運営(人件費)のバランスが難しいように感じます。今回も記事にある通り、運営がパンク状態になってしまいました。24時間体制かわかっていませんが、友達のような気楽さ、自由さで対応していくのは難しい部分もあるかと思います。

ただチャット対応なので、複数人同時に対応できますし、スタッフも旅行代理店の人と上手くシェアリングできれば良いのかもしれません。

 

AIがアシストすれば、人がさらにクリエイティブな時間や、付加価値を与えることができます。人が得意な部分を誤って自動化しないことも大切ですね。

 

 

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Posted by yuyu